身近な建築人 建築事務所の管理講習会で、思うことvol.2
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2007.12.03 (Mon)

建築事務所の管理講習会で、思うことvol.2

パンダ前回に続き、管理設計士の講習会について書いてます。ぜひ読んで下さい。





管理講習会とは?

建築事務所の管理設計士の講習会であると同時に、開設者の研修会も兼ねています。開設者と管理設計士が同一でない場合は、それぞれの参加が必要となります。

建築事務所の更新は5年に1度です。その間に、必ずこの講習会を受講して、知識と技術の維持向上を図る必要があります。
指定法人である(社)日本建築士事務所協会連合会と(社)長崎県建築設計事務所協会が主催です。

11月29日(木)長崎市で9:20~15:45、行われました。
そのテキストにこんなことが書いてありました。

時代は、顧客中心主義に

何をいまさら?そんなん、当然じゃん!
そんな当たり前すぎることを、責任者の講習会で取り上げることではないと、一般のお客様にはいぶかしく感じるはずです。

当たり前のことが出来ない例として、教育界や社会保険庁などがやり玉にあげられてします。
建築業界も同じです。

子供のイジメや自殺問題を考えるとき、教師をはじめとする教育関係者の目が「子供に向いていない」と、客観的立場からは感じます。

建築現場でも、建築関係者の目は「お客様には向けられていなかった」のです。

ひとかどの建築士であればあるほど、自分の作品の評価は、注文者や利用者であるクライアントではなく、同業の建築家に求めます。
建築士の目がお客様ではなく「建築家や建築業界に向けられる」のは、当然の帰結です。

玄人好みの作品と言えば、聞こえはイイのですが、クライアント不在の建築はただの綺麗な箱に過ぎません。
国・県・市などの行政が多額の建築費(税金)を投入した建造物が、庶民にそっぽを向かれてむなしい姿を曝していますね。

私なんぞが、箱もの行政と建築業界の功罪(税金の無駄使い)を、他人事のように云々する立場にはありません。
ここでは、すそ野の一般住宅を含めて、「顧客不在」が、広く建築業界に蔓延していることをお話ししたいのです。
そして、自分を含めて真摯に反省すべきだと思います。
ブログとしては、重たい話題とはいえ記事にした次第です。

建築は引き渡しで完結する

建築行為は契約に始まり引き渡し時点で完結するという、自己防御の都合のイイ考え方です。
許されることではないのですが、こうした考えが建築業界の根底にはあります。

施工後のメンテとして、10年保証が制度化させれてはいます。これは、法の制限にしか過ぎません。普通に建てれば難なくクリア出来ます。

建築という業を考えるとき、倫理観は非常に重要です。
器を造る以上、引き渡し後にどのように活用されているかなどに注意を払い、次にフィードバックする。こうしたことが、あるべき姿です。

しかし、建築産業はクレーム産業と言っても良いくらいです。
「いちいち客の声に耳を傾けていたのでは、身が持たない。」と、見て見ぬ振りも行われています。
耐震構造計算書偽造事件は、まさにそうした倫理観の欠如が引き起こした大罪です。

こうした暴走を止めるには自己チェックだけでなく、やはり世間の厳しい目や声が必要ですね。
後半は、そんなこんなを書きます。

子供すやすや閑話休題


昨日の日曜日の夜(12月2日)、ちょっと時間が空いたので何年ぶりかでネオン街に出かけました。
先々週の日曜(11月18日)に福岡の賑わいに触れたので、遊び人の本能が刺激を受けたのかもしれません。

(!_+)がーん!

人がいない(^_^;
閑散としています・・・

・・・佐世保は水不足など、暗い話題ばかりです。

・・・

しらけたので、帰ることに。

時間つぶしに、TSUTAYAに寄り本を4冊ほど買い、1万とちょい支払いました。
レジの前に、「1000円以上お買いあげごとに、スピードくじを1枚」と書いてあります。

ところが、くれたのは1枚だけ。

「あれ、4枚じゃないの?」と、聞いたら。
「会計ごとにお渡ししています。」との返事でした。

一瞬、1冊単位で会計をやり直そうかと思いましたが、大人気ないので止めました。

正論には違いないのですが、これも倫理観に欠ける話しだと思いませんか?


イエヒト 2007年 12月号 [雑誌]

【More・・・】

世間の声

欠陥住宅や悪徳業者の情報。あるいは、優良な住宅の紹介。
これらを伝えるのは、マスメディアが主要な媒体です。しかし、メディアの性格上、話題性が優先され、正しく伝えられていない面もあります。

訴訟までには至らないトラブルや不満は、あらゆるケースで起きています。特定の業者だけではなく、優良メーカーとされる?業者も例外ではありません。

また、庶民に手が届かないような豪華な住宅を紹介されても、ユーザーにとって生きた情報とは言えません。
住宅展示場でその気になったら、自分の予算で建てられる家との格差に呆然となり、やけっぱちで無理な建築コストをかけたけど、結局は破綻してしまった。
など、よく聞く話です。

新築にしろ、リフォームにしろ、当事者が知り得たい情報は、極端な事例ではなく、もっと身近な生の声だと思います。

今日では、一部のユーザーとはいえインターネットがその役割を担いつつあります。
特にブログというツールを使い、建築業者だけでなく一般クライアントが多くの情報を発信しています。

これまでのように、自称プロの自己満足・業界満足のいい加減な仕事は、赦されない状況となっています。
このことに気付かずに、旧態然の仕事を繰り返す設計士や業者は、淘汰されるのかもしれません。

女性の目

それと、インテリアコーディネーターをはじめとする女性の、建設業界への加入や関わりも重要です。

箱を造り上げることで満足してしまうのは、男性のサガなのかもしれません。
女性は引き渡し後の事柄に気配りが出来ます。
よりお客様の立場に立った建築を実現することが出来るのです。

現状では、女性担当者の声が取り上げられることはまだまだ少なく、ましてや見た目よりはるかに地味な建築業界の仕事に、戸惑いやご苦労も多いと思います。
しかし、男社会の建築業界が行き詰まって硬直化しているのは、変えようのない事実です。
性別を越えた共生こそが、業界再生になるのでしょうか。

私自身は今年の8月から、ようやくブログを始めたばかりです。
正直、出遅れた感は否めません。
それでも、ぼちぼち一歩ずつ前進して行きたいと思います。

ご愛顧よろしくお願いします。

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タグ : 顧客中心 お客様中心

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*Comment

こんばんは^^
コメントありがとうございました☆

ランキング応援させてもらいました。

どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
★☆ユウ☆★ |  2007.12.04(火) 01:55 |  URL |  【コメント編集】

■ユウさん

こちらこそ、コメントありがとうございます。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
うえまつ |  2007.12.04(火) 18:11 |  URL |  【コメント編集】

お元気でしょうか?
わたしは今、十数年ぶりの風邪と
格闘しております^^
咳が止まらず声が別人のようにハスキー??
そんな中、やっとひさびさに記事を更新しました。
これからぼちぼちペースではありますが
また頑張っていきたいと思っていますので
よろしくお願いしますね。
どうか、あなたもお体ご自愛ください。
モモ |  2007.12.05(水) 03:50 |  URL |  【コメント編集】

■ももさん

ももさん、風邪具合はいかがですか?
インフルエンザが大流行する兆しがありますね。
お互いに気をつけましょうね~
うえまつ |  2007.12.05(水) 10:39 |  URL |  【コメント編集】

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