2008.04.06 (Sun)
見積 / みつもり:建築用語
一般のお客様が知っておいても損にはならない?建築用語を、わたくしなりの切り口でご説明します。
見積 / みつもりどのくらいの金額で請け負うことが出来るかを、あらかじめ検討すること。
官公庁工事及び大形民間工事は、設計図書に基づき見積が行われます。このため、見積金額の大小だけで施工業者を決定出来ます。
そう言う意味では、各業者とも同じ土俵での勝負と言えます。
一方、一般的な民間工事では、設計図書がありません。打合せや現場調査に基づくため、各社独自の見積が行われます。
このため、各業者それぞれに、違う土俵に上がっている可能性もあります。
したがって、見積の仕方・施工内容・仕上がり精度・使用材料など、その見積内容はさまざまです。
見積金額の大小だけでなく、見積の内容を精査して、施工業者を決定する必要があります。
しかし、言葉で説明すると簡単ですが、一般のお客様が、見積書の内容からその業者の優劣を判断するのは、実際にはかなり難しいことです。
そこで、建築業界では見積無料が常識ですので、数社を競合させ、見積書を見比べるのも一つの方策です。
一般的に相見積(あいみつもり)と呼ばれ、合見積とも表現されます。
関連用語:相見積(あいみつもり)/ 合見積(あいみつもり)
ここで一休み。新年度が始まりました。心も体もすっきりといきましょう〜〜
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さて、続きもお付き合い下さい。相見積で、数社の見積内容を比較することが良策であることは、間違いがないところです。
しかし、現実にはこれも難しい話しですね。
見積無料の時点では、概算見積であることが多いことに注意が必要です。
検討の材料になるような、詳細な見積ではないかもしれないからです。
したがって、概算見積の業者が劣っていると早々に判断するのは、過ちかもしれません。
一方、詳細な明細が書かれていても、優秀な業者とは限りません。
区分・種目が多岐に及ぶほど、一項目ごとの金額は少なくなるので、割安感を感じるものです。
しかし、よく調べるとその内容は陳腐で、工事金額全体では却って高額になっている場合もあるからです。
また、施工業者は既に決まっているのに、見積金額の適合性を確認するためや、値下げ交渉の叩き台とするための、相見積もあります。
当て見積とか捨て見積と呼ばれることもあります。
当て馬として比較資料にされるだけで、最初から捨てられるだけの見積という隠語です。
しかし、素人のお客様がプロ相手に策を弄すると、逆に逆手に取られることもあります。
施主も業者も、互いに真摯に打合せを行い、信頼のおける業者と判断した上で、詳細な見積を依頼するのが、一番の良策と言えます。
関連用語:当て見積(あてみつもり)/ 捨て見積(すてみつもり)

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