2008.03.22 (Sat)
古い住宅をリフォームする際の盲点:ワンポイントアドバイス
ワンポイントアドバイス:古い住宅をリフォームする際の盲点(注意点)先日、シロアリ被害に遭った住宅のリフォーム工事を行いました。

被害状況です。
10年近く空き家状態だったそうです。
普段の手入れもままならず、今度こちらに引っ越そうと覗いて、シロアリ被害に気付いたそうです。
和室の床はブカブカ状態で、上を歩くのも怖いくらいです。
調査の結果、天井まで上がるイエシロアリでした。
シロアリ被害は家全体に及んでいましたが、和室の床の総入替だけで済んだのは、不幸中の幸いなのかもしれません。
なぜ、和室床の被害が甚大なのか?

(施工状況:床組撤去)
「大床」と呼ばれる床組です。
根太と大引が兼用されたもので、かなり古い工法です。
ここで、注目していただきたいのは、内部間仕切りのえつり壁(土壁)が、床下の土間まで下がっていることです。
束立て基礎の家屋に、しばしば見られます。
昔の家は、外周は束立てがあるだけで、床下はちょっとした物入れに利用されていました。
そのままでは、ネコなどが床下に住みついてしまいますし、仕切が無いと冬は寒いですね。
そこで、内側の土壁を土間まで下げて、仕切った訳です。
土壁の仕切は通気を妨げますが、土壁自体の呼吸作用もあるので、当時としてはやむを得ない選択かもしれません。
束立て基礎の場合、土壁の仕切以外は遮るものが全くないので、確かに問題にはならないようです。
ところが、外周の束立て部分を近代住宅風に塞いでしまうと、微妙なバランスも崩壊してしまいます。
床下の換気の流れなどに配慮もしない業者は、当然、ただ見てくれだけの安直な施工を行います。
内側の土壁の一部を開口する・・・、なんて丁寧なことはもちろんしません。
外周部に換気口を設けることすらも、しないものです。
こちらの住宅の塞がれた外周部には、換気口は一つもありませんでした。
しかも、サイディングが張り付けられただけなので、隙間からの雨水は進入し放題です。
もちろん、内部土壁の下がりも手つかずです。
尚、和室の畳は一度湿気を帯びるとなかなか乾きません。
シロアリの温床となってしまいます。

(床組:出来形)
しっかりと床組をしました。
この後で、十分なシロアリ処理を行いました。
床下は想像した以上に、十分に乾燥しています。
敷地の環境は良好です。
外周の束立て塞ぎの施工が適正に行われていれば、シロアリ被害は無かったかもしれません。
余計な?アドバイス古い家屋で、外周の束立てを塞いである住宅にお住まいの方や、所有されている方へ。
湿気にお悩みの時は、次のことをチェックして下さい。
1.外周に換気口があるか?
2.換気口がある場合は、内側の土壁の下がりをチェック。
3.全てOKの場合は、床下換気扇などの強制換気を検討しましょう。
4.リフォーム業者は値段だけで選んではいけません。
5.ご質問・ご相談は無料で承ります。どうぞご利用下さい。

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月曜日の夜に高熱を出して、寝込んでしまいました。
運動の後で、服を着替えないまま、ブログを更新したのが、まずかったようです。(^_^;
夜は爆睡しましたが、平日の昼間は仕事の合間でしか寝られないので、結局長引いてしまいました。
金曜日にようやく病院に行き、なんとか元気になれました。
まだまだ寒い日が続きます。
皆さんも、風邪には十分注意しましょう!
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