2008.03.17 (Mon)
天窓の納まり:ワンポイントアドバイス
ワンポイントアドバイス:天窓の納まり先日、雨漏り修繕の依頼を受けて、現場調査に行ったところ、ビックリするような納まりと遭遇しました。
プロの施工としては、最低最悪の工事です。
ご訪問の方に、問題です(^^)2枚の写真を見比べてください。
どちらかに、明らかな施工ミスがあります。
お解りになりますか?
画像はクリックすると、ページ内で拡大されます。
見にくい場合は、ドラッグで移動も出来ます。
もう一度クリックすると、元の大きさに戻ります。

(補足説明)
横からの撮影です。
天窓の上部・両サイドと瓦との隙間が生じないよう、きっちりと納められています。
天窓の両サイドと瓦の間に防水シーリングが打ち込まれています。
天窓下部の水切りは、隣接する瓦の下端に揃えてあります。

(補足説明)
下からの撮影です。
天窓の上部・両サイドと瓦との隙間は30ミリ内外です。
天窓の両サイドと瓦の間にシーリングはありません。
天窓下部の水切りは、隣接する瓦の下端よりも、かなり下にあります。
ヒントは、補足説明・・・です。
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では、答えです。最初の写真が、間違った施工です。

両サイドにシーリングを打ち込むのは厳禁です。
天窓上部は水平です。
このため、天窓上部の雨水はいったん水切りと瓦の隙間に流れ込みます。
両サイドは、天窓上部から進入した雨水が、水切りを伝って流れ出る通り道になります。
ここを塞いだのでは、正しい雨仕舞いが出来ません。
天窓と瓦との隙間が不足していて、下部の水切りの出が少ないことも雨漏りの原因です。
隙間や縁切りが少ないと、水の表面張力の関係で、水の切れが悪くなります。
水切れが悪いと、毛細管現象も起こります。
雨仕舞いのポイントは、雨水の通りを淀みなくスムーズにすることです。
こうした意味で、セオリーを無視した納まりと言えます。
正解されましたか?理屈までは分からなかったけど・・・
なんとなく正解された方は、鋭い直感の持ち主です。
きっと、悪徳業者に騙されることは無いと思います。
不正解でも気にすることはありません。
疑問や質問は、私に、お気軽にご相談下さい。

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