2008.03.15 (Sat)
フローリング / ふろーりんぐ:建築用語
一般のお客様が知っておいても損にはならない?建築用語を、わたくしなりの切り口でご説明します。
フローリング / ふろーりんぐ
一般的には木質系床仕上げ材の呼称です。
ただし、フローリングの本来の語意には、畳やクッションフロアーなどといった床材の全てが含まれます。
そうした意味では、和製英語と言えます。
材質は様々です。
ナラ・チーク・カリン・桧などが一般的です。
杉や竹などもあります。
積層下地合板の表層に0.3~2.0ミリの薄い木材を貼りつけたもの(複層)や、無垢材の小片を縦継ぎしたもの(集成)、全てが一枚の無垢材のもの(単層)などがあります。
複層や集成フローリングは狂いが少なく、厚さは12ミリが一般的です。
単層フローリングは、無垢ならではの風合いがあり、厚さは15ミリが一般的です。
複層フローリングが安価で、単層フローリングで高級素材を使用しているものほど高価になります。
木質系床材のなかでも、幅広の板状のもの(幅450ミリ)を、カラーフロアーと呼び、一方、比較的幅の狭い板状のもの(幅90ミリなど)をフローリングと呼んで、区別することもあります。
カラーフロアーは複層タイプ、いわゆる貼りものの床材です。
最も安価で製品も安定している上に、材質・色・柄の選択肢も豊富なため、現在でもフローリングの主流です。
以前は、厚さ12ミリのカラーフロアー単体を根太に直接張り付けていました(シングル張り)。
こうした安直な工法では、せいぜい長持ちして15年程度で、床がぶかぶかになります。
現在では、12ミリ以上の構造用合板を捨て張りする2重張りが主流です。
尚、より厚い15ミリの無垢フローリングであっても、シングル張りは厳禁です。
無垢材は狂いが大きいので、必ず2重張りをする必要があります。
フローリング / ふろーりんぐ
一般的には木質系床仕上げ材の呼称です。
ただし、フローリングの本来の語意には、畳やクッションフロアーなどといった床材の全てが含まれます。
そうした意味では、和製英語と言えます。
材質は様々です。
ナラ・チーク・カリン・桧などが一般的です。
杉や竹などもあります。
積層下地合板の表層に0.3~2.0ミリの薄い木材を貼りつけたもの(複層)や、無垢材の小片を縦継ぎしたもの(集成)、全てが一枚の無垢材のもの(単層)などがあります。
複層や集成フローリングは狂いが少なく、厚さは12ミリが一般的です。
単層フローリングは、無垢ならではの風合いがあり、厚さは15ミリが一般的です。
複層フローリングが安価で、単層フローリングで高級素材を使用しているものほど高価になります。
|
|
木質系床材のなかでも、幅広の板状のもの(幅450ミリ)を、カラーフロアーと呼び、一方、比較的幅の狭い板状のもの(幅90ミリなど)をフローリングと呼んで、区別することもあります。
カラーフロアーは複層タイプ、いわゆる貼りものの床材です。
最も安価で製品も安定している上に、材質・色・柄の選択肢も豊富なため、現在でもフローリングの主流です。
以前は、厚さ12ミリのカラーフロアー単体を根太に直接張り付けていました(シングル張り)。
こうした安直な工法では、せいぜい長持ちして15年程度で、床がぶかぶかになります。
現在では、12ミリ以上の構造用合板を捨て張りする2重張りが主流です。
尚、より厚い15ミリの無垢フローリングであっても、シングル張りは厳禁です。
無垢材は狂いが大きいので、必ず2重張りをする必要があります。
|
|
スポンサーサイト
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
| BLOGTOP |